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精悍に駆けるコーギー

アニマルセラピー

心の癒しの追求

当院では動物介在療法「アニマルセラピー」を導入しています。

「アニマルセラピー」とは、動物を介在して治療する療法のことです。
動物を介在させることで『社会性の改善』『ストレスの軽減』『コミュニケーションの促進』の効果があると考えられています。
人とのコミュニケーションが苦手な場合でも、犬の世話をすることで他の人と関わりがでてきたり、動物を介在することの意味合いはとても大きいのです。

ビーグル

活動の様子

アニマルセラピーは、入院時の「作業療法」として、また通院時の「デイケアのプログラム」として治療に取り入れています。

対象となる患者さん

表情の乏しい方、家族関係に問題のある方、長期入院の方、臥床傾向の方、活動の少ない方など、主治医が必要と認めた場合に治療に取り入れています。

活動の内容

犬とのふれあい、ブラッシング、お散歩、おやつを与えるなど、コミュニケーションをとる活動と、終了後にティータイムをしながら参加者で感想を話します。

普段は無表情な患者さんでも、笑顔を見せながら感想を述べる姿は、アニマルセラピー(動物介在療法)ならではの光景です。

プログラム

●ご対面
犬の犬種や名前、性格などを対面しながら紹介。
●ブラッシング
ブラシなどの道具を使う行為の中で、自然に犬に触れてもらいながらコミュニケーションをとる。
●おもちゃ遊び
ボール投げなど遊びの中で命令(しつけ)し、犬と忠誠心を学びます。
●ファッション
犬のために洋服を選ぶ楽しさと、服を着せる際に犬が痛がらないよう首や腕を通すことで丁寧さを学んだり、ボタンをつけるなどの細かな作業で集中力を養ったりします。
●おやつ体操
喜んで食べてもらう姿を見ることで様々な充実感を味わってもらいます。
●アジリティ
専用ドッグラン内のアジリティ(ハードル・平均台・トンネル・シーソー)を利用しながら、犬をノーリードで自由にさせます。
また、アジリティを一緒にクリアしたり、ときにはコースの設計をしたりします。

セラピー効果

アニマルセラピーの「癒し」の効果は証明されていますが、精神科での有効性はまだ実証されていません。
アニマルセラピーは、他の作業療法やデイケアのプログラムと違い「課題」や「自分の目標」を必要としないため、気軽に参加でき、犬と触れ合うことでストレスや孤独感を癒してくれます。

しかし、アニマルセラピーを導入・実施いている当院では、導入した結果として「表情の変化」・「活動性の向上」・「コミュニケーション能力の向上」・「易怒的態度の変化」が観察されています。
実施している者として、精神科の患者さんへの治療手段として大きな効果があると実感しています。

ワンワンスタッフの紹介

安心して心の触れ合いを楽しんでほしい、セラピードッグの教育を受けた専門犬たちです。

犬スタッフ
もっとやる気なし犬

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